2026.04.16
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衣類回収とSDGsの関係とは? | なぜ今「衣類リサイクル」が重要なのか
目次
- SDGsと衣類問題のつながり
- なぜ衣類回収がSDGsに有効なのか
- 衣類回収後の流れ
- 企業が衣類回収に取り組むべき理由
- 自治体にとっての意義
- 当社中古リサイクル事業について
- まとめ|衣類回収はSDGsを現場で実現する手段
※本投稿記事の一部画像はAIによって生成されています。
最近、「SDGs」という言葉を耳にする機会が増えています。
企業活動や自治体運営においても、SDGsへの取り組みは“当たり前”になりつつあります。
その中で、意外と見落とされがちなのが、衣類(繊維)分野の環境問題です。
実は、衣類は私たちの生活に身近でありながら、環境負荷が非常に大きい分野の一つとされています。
国連環境計画(UNEP)によると、ファッション産業は世界の温室効果ガス排出の約2〜8%を占める可能性があるとされています[※1]。
つまり、
衣類の扱い方を変えることは、SDGs達成に直結する行動なのです。
本記事では、「衣類回収」とSDGsの関係を軸に、企業・自治体が取り組むべき理由と具体的な仕組みを解説します。

SDGsと衣類問題のつながり
SDGs(持続可能な開発目標)は、17の目標から構成されています。
その中でも衣類回収と深く関係しているのは、主に以下の目標です。
目標12「つくる責任 つかう責任」
衣類回収と最も関係が深いのが、この目標です。
ファッション産業では、
- 大量生産
- 短期間消費
- 大量廃棄
という構造が課題になっています。
環境省の資料でも、日本では年間約55万トン以上の衣類が手放され、その多くが焼却・埋立処分に回っているとされています[※2]。
衣類回収は、この流れを変えるための重要な入口です。


目標13「気候変動に具体的な対策を」
衣類の生産には、
- 水資源
- エネルギー
- 化学処理
などが使われています。
経済産業省の資料でも、繊維産業は環境負荷の大きい産業の一つとされています[※3]。
そのため、衣類を長く使う・再利用することは、温室効果ガス削減にもつながります。


目標11「住み続けられるまちづくりを」
衣類回収は、地域活動としても重要です。
- 自治体の資源回収
- 地域イベント
- 回収ボックス設置
などを通じて、地域全体で資源循環を進めることができます。
これは、持続可能なまちづくりの一部として位置づけられています。


なぜ衣類回収がSDGsに有効なのか
では、なぜ衣類回収がSDGs達成に有効なのでしょうか。
ポイントは「循環」です。
衣類は“捨てるもの”ではなく“循環する資源”
衣類は一度使ったら終わりではなく、
- 再利用(リユース)
- 再資源化(リサイクル)
が可能な資源です。
OECDでも、繊維製品は循環型経済の重要な対象とされています[※4]。
回収がなければ循環は始まらない
どれだけ優れたリサイクル技術があっても、衣類が回収されなければ循環は始まりません。
つまり、衣類回収は「循環の入口」なのです。

衣類回収後の流れ
衣類回収は、単なる回収活動ではありません。
その後の流れが、SDGsの実現に直結します。
① 回収(資源の確保)
家庭・企業・自治体などから衣類を回収します。
この段階で、廃棄予定の衣類が資源に変わります。
② 状態確認・流通連携
回収された衣類は状態確認が行われ、用途に応じて流通します。
当社では、三木センターにて衣類の状態確認を行い、専門の選別業者へ流通させることで、
リサイクルの“つなぎ役”として機能しています。
③ 再利用(リユース)
状態の良い衣類は、
- 国内古着市場
- 海外中古衣料市場
などで再利用されます。
再使用は最も環境負荷の低い循環手段とされています。
④ 再資源化(リサイクル)
再利用が難しい衣類も、
- 工業用ウエス
- 繊維原料
として活用されます。
「捨てる」ではなく「活かす」流れがここで生まれます。




企業が衣類回収に取り組むべき理由
SDGsの観点から、企業が衣類回収に取り組む意義は大きいです。
CSR・ESG対応としての価値
企業活動では、
- 環境配慮(Environment)
- 社会貢献(Social)
- ガバナンス(Governance)
が重視されています。
衣類回収は、
「わかりやすく説明できる環境施策」
として非常に有効です。
廃棄コスト削減
企業から発生する衣類は、廃棄コストがかかります。
回収・リサイクルを活用することで、
- 廃棄量削減
- コスト削減
につながります。
社内外へのアピール
衣類回収は、
- 社内の環境意識向上
- 対外的なCSR発信
にも活用できます。
「見える環境施策」として評価されやすい取り組みです。

自治体にとっての意義
自治体にとっても、衣類回収は重要な施策です。
廃棄物削減
焼却処理の削減は、自治体の重要課題です。
衣類回収により、
- 可燃ごみ削減
- 処理負担軽減
が可能になります。
市民参加型の環境施策
衣類回収は、市民が参加できる環境活動です。
行政と市民をつなぐ施策として機能します

当社中古リサイクル事業について
当社では、企業・自治体・リサイクルショップなどから回収された衣類を、再利用・再資源化へつなげる事業を行っています。
- 回収された衣類の受け入れ
- 状態確認
- 再利用ルートへの流通
を通じて、
SDGsの実装を支える役割を担っています。

まとめ|衣類回収はSDGsを現場で実現する手段
衣類回収は、
- 環境問題の解決
- 資源循環の実現
- 企業・自治体の責任対応
すべてに関わる重要な取り組みです。
SDGsは「大きな目標」ですが、衣類回収はその中でも“すぐに実践できる行動”です。
日常の中で発生する衣類を、
「廃棄物」ではなく「資源」として扱うこと。
それが、持続可能な社会への第一歩になります。
参考ソース(情報の出典)
- [※1]国連環境計画(UNEP)
- [※2]環境省「衣類のマテリアルフロー」
- [※3]経済産業省「繊維産業をめぐる現状と課題」
- [※4]OECD「Textiles and Circular Economy」
- [※5]欧州環境機関(EEA)
会社情報

会社名:有限会社イシハラサクセス
事業内容:リサイクルウエス事業・古着リサイクル事業
本社:〒676-0014
兵庫県高砂市荒井町日之出町7-5
TEL: 079-443-8118 FAX: 079-443-0440
三木センター:〒673-0442
三木市別所町興治342-1
TEL: 0794-88-8727 FAX: 0794-88-8773
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