2026.09.18

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法人名・ロゴ入り制服のリサイクルとは|回収ユニフォームをオリジナルウエスへ再活用する方法

法人名・ロゴ入り制服のリサイクルとは|回収ユニフォームをオリジナルウエスへ再活用する方法

目次

  1. 制服リサイクルは「一般流通させない再活用」が重要
  2. 制服・作業服の回収は、一般的な古着回収より難しい
  3. 制服在庫や旧ユニフォームの処分で起こりやすい問題
  4. 社名・ロゴ入り制服が中古衣類として流通しにくい理由
  5. オリジナルウエスとは?
  6. 制服をオリジナルウエスにする基本フロー
  7. オリジナルウエス化で重要な「限定循環」という考え方
  8. 作業服・ユニフォームの素材で注意したいこと
  9. 業種別に考える制服・作業服リサイクルの活用例
  10. 医療・介護・食品関連では追加確認が必要
  11. オリジナルウエス化が企業のSDGs・CSR活動につながる理由
  12. オリジナルウエスの活用シーン
  13. 導入前に確認すべきポイント
  14. 導入前チェックリスト
  15. 当社が提案する制服リサイクルの考え方
  16. よくある質問
  17. まとめ|法人名入り制服は、専用オリジナルウエスとして再活用できる可能性がある

※本投稿記事内の画像(人物を含む)はAIによって生成されているものを含みます。取扱い商品においてはリサイクルウエスのため個体差がありイメージと異なる場合がございます。まずはサンプルにて品質をお確かめください

企業や店舗、工場、物流会社、警備会社、飲食店、ホテル、学校、医療・福祉施設などでは、制服や作業服、ユニフォームを一定期間ごとに入れ替えることがあります。

新しいデザインへの変更、社名・ロゴ変更、部署統合、従業員の退職、サイズ変更、在庫整理、衛生管理上の更新など、理由はさまざまです。

その際に課題になりやすいのが、役目を終えた制服や作業服の扱いです。

たとえば、次のようなお悩みはありませんか。

  • 社名やロゴが入っているため、一般の古着として流通させにくい
  • 刺繍入りのユニフォームをそのまま廃棄するのは不安がある
  • 作業服や店舗制服が大量に余っている
  • まだ布として使えそうなのに、活用方法が分からない
  • 制服を廃棄せず、SDGs活動として再活用したい
  • 従業員にも分かりやすい環境活動にしたい

制服や作業服は、一般的な衣類とは異なり、回収・再利用のハードルが高い品目です。

法人名、店舗名、ロゴ、刺繍、部署名、個人名などが入っている場合、一般の中古衣類として流通させることは難しくなります。また、業種によっては衛生面、ブランド管理、情報管理、安全面の確認も必要です。

そこで注目したいのが、回収した制服や作業服を一般流通させず、専用のオリジナルリサイクルウエスとして加工し、元の法人へ返納する方法です。

役目を終えた制服を「廃棄するもの」として終わらせるのではなく、清掃資材としてもう一度活用する。

これは、法人にとって取り組みやすく、SDGs・CSR活動としても発信しやすいリサイクル方法です。

本記事では、法人名・ロゴ入り制服の回収が難しい理由と、制服をオリジナルウエスとして再活用する方法、導入時の注意点、企業・施設にとってのメリットを解説します。

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まず結論|制服リサイクルは「一般流通させない再活用」が重要

法人名やロゴ入りの制服は、一般の古着とは違い、ただ回収して再販売することが難しい場合があります。

なぜなら、制服には企業名・店舗名・施設名・ロゴ・刺繍などが入っており、第三者が着用すると、企業や団体の関係者のように見えてしまう可能性があるためです。

そのため、法人制服のリサイクルでは、次の考え方が重要です。

考え方内容
一般流通させない社名・ロゴ入り制服を不特定多数へ販売しない
用途を限定する清掃用ウエスとして使う場所を決める
元の法人へ返納する加工品を回収元の会社・施設へ戻す
活動として見える化するSDGs・CSR活動として社内外へ説明しやすくする

このように、制服を「古着として売る」のではなく、自社専用の清掃資材として再活用することが、法人制服リサイクルの現実的な選択肢になります。

制服リサイクルの仕組み|社名・ロゴ入り制服を回収しウエスとして再活用する流れ

制服・作業服の回収は、一般的な古着回収より難しい

不要になった衣類をリサイクルすると聞くと、古着回収や衣類回収ボックスをイメージされる方が多いかもしれません。

しかし、制服や作業服、ユニフォームは、通常の古着と同じようには扱いにくい場合があります。

その理由は、制服が単なる衣類ではなく、企業や団体の信用、ブランド、所属を示すものでもあるからです。

社名や店舗名、施設名、ロゴ、刺繍などが入っている制服は、第三者の手に渡った場合、誤認や悪用、イメージ低下につながる可能性があります。

たとえば、次のような制服は特に注意が必要です。

  • 製造業の社名入り作業服
  • 物流会社のスタッフジャンパー
  • 警備会社の制服
  • 店舗スタッフのロゴ入りシャツ
  • 飲食店のエプロン・ユニフォーム
  • ホテル・施設スタッフの制服
  • 学校・団体・イベントのロゴ入りウェア
  • 医療・介護施設のスクラブや白衣

こうした制服を一般市場や海外古着市場へ流通させると、誰がどのように使うかを管理できなくなります。

そのため、法人制服や作業服の回収では、「再利用できるか」だけでなく、「どこへ流通させるか」「誰が使うか」「社名やロゴをどう扱うか」まで確認する必要があります。

制服リサイクルの回収対象例|作業服・物流・警備・店舗・飲食・ホテル・イベント・医療用ユニフォーム

制服在庫や旧ユニフォームの処分で起こりやすい問題

制服や作業服の処分では、法令面、社会面、環境面の複数の課題が重なります。

1. 法令面の課題

事業活動に伴って発生する不要物の扱いには注意が必要です。

環境省は、廃棄物処理法における排出事業者責任について、事業者は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならないと説明しています[※1]。

制服や作業服が有価物として再利用・加工されるのか、廃棄物として処理されるのかは、状態や取引条件、回収方法によって個別確認が必要です。

特に、在庫制服や事業所からまとまって発生する作業服を扱う場合は、単に「古着だからリサイクルできる」と考えるのではなく、回収後の扱いを整理しておくことが重要です。

2. 社会面の課題

社名・ロゴ・刺繍の管理も重要です。

制服は企業や団体の信用と結びついています。製造業、物流業、警備業、小売業、飲食業、ホテル業、学校法人、医療・福祉施設など、業種を問わず、第三者が着用した際の誤認リスクを考慮する必要があります。

特に、ロゴ入り制服や社名入り作業服は、一般市場へ流通させることに抵抗を持つ法人も多い品目です。

3. 環境面の課題

環境面では、廃棄だけに頼ることへの課題があります。

環境省は、ファッション産業について、大量生産・大量消費・大量廃棄により環境負荷が大きい産業と指摘されていると説明しています[※2]。

また、衣類については、適正なリユース・リサイクルのための分別・回収を含めた資源循環システムの構築が進められています[※3]。

制服も衣類の一種です。

廃棄すれば処理は完了しますが、まだ布として活用できる部分があるなら、別の形で再利用することは、資源循環の観点からも意義があります。

制服リサイクルで確認したい法令・社会・環境面の課題

社名・ロゴ入り制服が中古衣類として流通しにくい理由

通常の古着であれば、状態が良いものは国内外のリユース市場に流通する可能性があります。

しかし、社名やロゴ入り制服の場合は、事情が異なります。

法人名や店舗名が入った制服は、着用者がその法人に所属しているように見える場合があります。これは企業イメージやブランド管理の観点から大きな問題です。

たとえば、次のようなリスクが考えられます。

  • 第三者が企業関係者のように見えてしまう
  • 店舗・施設・会社のブランドイメージが損なわれる
  • 警備・物流・施設管理などで誤認が起きる
  • 個人名・部署名・社員番号が残ってしまう
  • 海外や中古市場で意図しない形で再流通する

そのため、法人名入り制服をリサイクルする場合は、一般販売や不特定多数への流通ではなく、用途や返納先を限定する設計が重要です。

そこで有効なのが、「回収した制服を加工し、元の法人へ返納する」限定循環型のオリジナルウエスです。

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オリジナルウエスとは?

オリジナルウエスとは、回収した制服や作業服、ユニフォームを、清掃用の布として裁断・加工し、用途を限定して再活用するものです。

一般的なリサイクルウエスは、古着や古布を選別・裁断し、工場や整備現場で使う清掃資材として販売されます。

一方、制服を使ったオリジナルウエスは、一般販売を前提とせず、元の法人や施設へ返納する形を取ることができます。

たとえば、次のような活用が考えられます。

回収するもの再活用例
工場の作業服設備まわり・倉庫・工具箱の清掃用
物流会社のスタッフウェア倉庫内・車両まわりの一般清掃用
飲食店のエプロンバックヤードや清掃用具の手入れ用
店舗スタッフのユニフォーム従業員向け家庭清掃用
ホテル・施設の制服倉庫・屋外設備・事務所清掃用
イベントTシャツ活動後の清掃資材・従業員配布用

この方法であれば、制服を一般の中古衣類として流通させずに、法人内または関係者の範囲で再活用できます。

役目を終えた制服を、廃棄物として終わらせるのではなく、身近な清掃資材としてもう一度使う。

これが、制服リサイクルにおけるオリジナルウエス化の大きな特徴です。

不要な制服・作業服を裁断しオリジナルウエスとして再利用する流れ

※写真はイメージです。

制服をオリジナルウエスにする基本フロー

制服をオリジナルウエスに加工する際は、事前確認から納品後の活用まで、いくつかの工程があります。

まず、素材表示、数量、汚れの状態、刺繍やロゴの有無、ボタンやファスナーなどの付属品、ポケット内の残留物、完成品の使用目的を確認します。

この段階で、受け入れ可能かどうか、加工に向いているかどうかを判断します。

洗濯済みで十分に乾燥しており、一般衣類として安全に取り扱える制服であれば、加工対象として検討できます。

一方、強い臭い、カビ、著しい汚れ、危険物の混入、感染性が疑われる汚染などがある場合は、通常のリサイクルウエス加工では受け入れが難しい場合があります。

使用可能な部分を選別し、加工に向かない付属品や硬い部分を確認します。

ボタン、ファスナー、ホック、名札、硬い装飾などは、加工前に確認が必要です。

清掃用として使いやすい大きさに裁断し、状態を確認します。

素材や衣類の形状によって、布の大きさ、厚み、風合い、枚数にはばらつきが出ます。

完成したオリジナルウエスを袋詰めし、元の法人へ返納します。

返納後は、事務所、倉庫、バックヤード、屋外設備、清掃用具、従業員の家庭清掃など、用途を限定して活用します。

オリジナルウエス化で重要な「限定循環」という考え方

制服リサイクルで最も大切なのは、流通範囲を明確にすることです。

一般的な古着として不特定多数へ販売するのではなく、加工したウエスを元の法人へ返納し、その法人内または関係者の範囲で使用する。

この考え方を、本記事では「限定循環」と呼びます。

限定循環には、次のようなメリットがあります。

  • 法人名やロゴ入り制服を一般市場へ出さずに済む
  • 第三者による着用や誤認リスクを抑えやすい
  • 回収した制服の行き先が明確になる
  • 加工後に自社へ戻るため、活動内容を説明しやすい
  • 従業員や関係者が再活用の成果を実感できる
  • SDGs・CSR活動として発信しやすい

消費者庁は、エシカル消費について、商品が届くまでの背景や廃棄された後の影響を考え、課題解決につながるモノやサービスを利用することが次の世代へつながる役割であると説明しています[※4]。

制服をオリジナルウエスとして再活用することは、廃棄後の影響を考え、企業として具体的な行動へつなげる取り組みといえます。

作業服・ユニフォームの素材で注意したいこと

制服や作業服、ユニフォームには、綿だけでなく、ポリエステルや混紡素材、ストレッチ素材、撥水加工生地など、さまざまな素材が使われています。

日本化学繊維協会は、ポリエステルについて、繊維性能のバランスに優れ、さまざまな用途で使われている一方、吸湿・吸水性がないため速乾性に優れると説明しています[※5]。

速乾性は衣類としてはメリットですが、ウエスとして使う場合、綿製ウエスと同じ吸水性や油のなじみ方を期待できない場合があります。

そのため、ポリエステル主体の制服や作業服をオリジナルウエスにする場合は、次のような用途から試すことが現実的です。

  • 乾拭き
  • ホコリ取り
  • 粗拭き
  • 屋外備品の清掃
  • 棚や備品外装の清掃
  • 清掃用具の手入れ
  • 従業員の家庭清掃

一方で、吸水性を強く求める用途や、食品・医療・精密機器など品質や衛生性が厳しく問われる用途では、事前に適性確認が必要です。

重要なのは、綿製の工業用ウエスと同じ性能を期待するのではなく、「自社制服を再活用した専用品」として、使える場所を限定することです。

企業や工場から回収された不要な制服・作業服

業種別に考える制服・作業服リサイクルの活用例

制服リサイクルは、さまざまな業種で検討できます。

製造業・工場

製造業や工場では、社名入り作業服や旧ユニフォームの更新時に活用できます。

一般流通させにくい作業服でも、社内清掃や設備まわりの粗拭き、倉庫清掃用のオリジナルウエスとして戻すことで、社内資源として再利用できます。

物流会社・倉庫業

物流会社や倉庫業では、スタッフジャンパー、作業着、ポロシャツなどがまとまって発生することがあります。

社名やロゴが入っている場合でも、外部へ流通させずに、倉庫内や車両まわりの一般清掃用として再活用する方法があります。

小売店・飲食店

小売店や飲食店では、店舗名入りのエプロン、シャツ、スタッフウェアなどの入れ替え時に検討できます。

お客様の目に触れる制服はブランドイメージと結びついているため、一般流通を避けたい場合があります。オリジナルウエス化であれば、バックヤードや清掃用具まわりで再利用しやすくなります。

ホテル・施設管理会社

ホテルや施設管理会社では、制服やリネン類、スタッフウェアの更新時に活用できます。

素材や状態に応じて、非客室エリア、倉庫、屋外設備、清掃道具の手入れなど、用途を限定した再活用が考えられます。

警備会社・交通関連会社

警備会社や交通関連会社では、制服の外部流通に特に注意が必要です。

第三者が着用した際の誤認リスクが高いため、一般古着としての流通には向きません。加工後に元の法人へ返納する限定循環型のウエス化は、流通範囲を管理しやすい方法です。

学校・団体・イベント主催者

学校や団体、イベント主催者でも、ロゴ入りスタッフTシャツ、ジャンパー、イベントウェアなどの再活用方法として検討できます。

単発イベント後の衣類を廃棄するのではなく、清掃資材として活用することで、環境活動として発信しやすくなります。

制服・作業服をウエスに加工して自社や施設内で再活用する業種別事例

医療・介護・食品関連では追加確認が必要

制服リサイクルは幅広い法人で活用できますが、医療・介護・食品関連の制服では、衛生面の確認が特に重要です。

スクラブ、白衣、介護服、食品工場の作業着などは、使用環境によって注意すべき点が異なります。

医療関係機関等から発生する感染性廃棄物について、環境省は、通常の廃棄物より厳しい基準が設けられていると説明しています[※6]。

医療・介護関連の制服では、血液・体液汚染や感染性が疑われるものを混入させないことが重要です。

食品関連の作業服でも、油汚れ、食品残渣、強い臭い、衛生管理上の規定などを確認する必要があります。

また、完成したウエスは医療用・滅菌済み資材ではなく、食品に直接触れる資材でもありません。あくまで一般清掃用の布として、使用範囲を限定することが前提です。

このように、特定業種では追加の確認が必要ですが、事前に状態や用途を整理することで、制服を安全に再活用できる可能性があります。

オリジナルウエス化が企業のSDGs・CSR活動につながる理由

制服をオリジナルウエスとして再活用する取り組みは、企業のSDGs活動やCSR活動としても説明しやすい内容です。

国連広報センターでは、SDGsを2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として紹介しています[※7]。

制服リサイクルは、特に目標12「つくる責任 つかう責任」と関係づけやすい取り組みです。

不要になった制服を廃棄するだけでなく、清掃資材として再活用することで、資源を長く使う考え方を実践できます。

また、従業員参加型の環境活動としても展開できます。加工後のウエスを社内の一般清掃に使用したり、希望する従業員へ家庭清掃用として配布したりすることで、環境活動を実物として体感できます。

企業活動としてのメリットは、単に「廃棄を減らす」だけではありません。

  • 制服の更新を環境活動に変えられる
  • 旧制服の処分にストーリーを持たせられる
  • 従業員が再活用を実感できる
  • 回収量・加工量・配布数を記録できる
  • 社内報や採用広報で紹介しやすい
  • CSR・サステナビリティ活動として発信しやすい

環境省は、古い衣服の回収しやすい仕組みづくりや、元の製品に新たな付加価値を持たせて別の製品として再生させるアップサイクルなどの取り組みにも触れています[※8]。

制服をオリジナルウエスとして再活用することは、役目を終えた衣類に新たな用途を与える取り組みです。

SDGsの17の目標を示したアイコン。リサイクルウエスや古着リサイクルなど、循環型社会への取り組みを紹介するイメージ。

オリジナルウエスの活用シーン

制服や作業服から作成したオリジナルウエスは、用途を限定することで、さまざまな場面で活用できます。

棚、机、収納ケース、備品外装の乾拭きやホコリ取りに使えます。普段の清掃に取り入れやすく、従業員にも再活用の成果が伝わりやすい用途です。

設備まわり、工具箱、資材置き場、台車、屋外設備、清掃用具の外装など、一般清掃用途に向いています。

ただし、製品に直接触れる用途や品質管理が必要な工程では、事前に適性確認が必要です。

客席や食品に直接触れる用途ではなく、バックヤード、屋外看板、収納棚、清掃用具、スタッフスペースなどでの活用が考えられます。

客室仕上げや衛生基準が必要な箇所ではなく、倉庫、屋外設備、事務所、清掃備品の手入れなど、用途を限定して使用することが現実的です。

従業員へ配布し、家庭の玄関、ベランダ、自転車、屋外用品などの清掃用として使ってもらう方法もあります。

従業員配布は、制服の再活用を実感しやすい取り組みです。自分たちが着用していた制服が、身近な清掃資材としてもう一度使われることで、環境活動への参加意識が高まりやすくなります。

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導入前に確認すべきポイント

制服をオリジナルウエスにする場合は、事前確認が非常に重要です。

まず確認すべきは、制服の状態です。洗濯済みで十分に乾燥しているか、強い臭いやカビがないか、著しい汚れがないか、危険物や私物が混入していないかを確認します。

次に、素材です。綿、ポリエステル、混紡、ストレッチ素材、裏地付き、撥水加工など、素材によって加工しやすさや完成後の使い勝手が変わります。

刺繍やロゴの扱いも重要です。刺繍を残したまま裁断してよいのか、判読不能化が必要なのか、完全除去を希望するのかによって、加工方法や費用が変わる場合があります。

また、ボタン、ファスナー、ホック、硬い装飾、名札、ポケット内の私物などは、事前に確認・除去が必要です。

さらに、完成品の使用範囲も決めておく必要があります。社内清掃用にするのか、従業員配布用にするのか、倉庫や屋外設備用にするのか、バックヤード清掃用にするのかによって、必要な加工仕様や袋詰め仕様が変わります。

最後に、歩留まりの確認も欠かせません。刺繍部、付属品、加工不適部分、汚れや破損のある箇所を除外することで、完成品の重量は変わります。

そのため、見積りや納品数量は、現物確認や素材確認を行ったうえで調整することが大切です。

導入前チェックリスト

確認項目内容
制服の種類作業服、ユニフォーム、エプロン、スタッフウェア、イベントTシャツなど
数量・重量袋数、箱数、kg数、概算枚数
素材綿、ポリエステル、混紡、ストレッチ素材、撥水加工など
ロゴ・刺繍法人名、店舗名、個人名、部署名、判読可否、処理希望
状態洗濯済み、乾燥済み、汚れ、臭い、カビの有無
付属品ボタン、ファスナー、ホック、名札、硬い装飾
使用目的社内清掃、倉庫清掃、屋外清掃、従業員配布など
完成品仕様袋詰め重量、返納先、配布単位
残材処理廃棄、返却、別途確認
情報管理一般販売しない、返納先限定、公開範囲の確認

このような情報を事前に整理することで、加工可否、必要原料量、納品数量、費用、納期を判断しやすくなります。

当社が提案する制服リサイクルの考え方

当社が提案する制服リサイクルは、一般販売を前提とするものではありません。

法人名やロゴが入った制服を不特定多数へ流通させるのではなく、用途を限定した専用リサイクルウエスとして加工し、元の法人へ返納する形を基本とします。

この方法により、社名入り制服の流通リスクを抑えながら、廃棄ではない新たな活用方法を見いだすことができます。

当社では、リサイクルウエスの製造・販売および古着リサイクル事業を通じて、衣類や古布を再び活用する取り組みを行っています。

イシハラサクセスの古着リサイクル事業では、行政・企業・リサイクルショップなどから回収した古着を、国内外の再流通やウエス原料化へつなげる取り組みを行っています。

▼古着リサイクル事業トップページ

イシハラサクセスの古着リサイクル事業。国内で回収した中古衣類を選別し、海外リユースやリサイクルを通じて資源循環と廃棄物削減に貢献しています。

制服のオリジナルウエス化では、素材確認、選別、裁断、検品、袋詰め、返納まで、現物の状態や使用目的に合わせて仕様を確認します。

すべての制服が加工に適しているわけではありませんが、条件が合えば、廃棄予定だった制服や作業服に新たな役割を持たせることができます。

制服リサイクルの実施イメージ

たとえば、製造業で使用していた社名入り作業服を回収する場合、まず素材表示、数量、汚れの状態、ロゴや刺繍の位置、使用予定場所を確認します。

洗濯済みで十分に乾燥した制服を用意し、ポケット内の名札や私物を取り除いたうえで、当社へ搬入いただきます。

その後、加工に適した部分を確認し、清掃用の大きさに裁断します。素材や衣類の形状によって、布の大きさ、厚み、風合い、枚数にはばらつきが出ます。

完成品は、たとえば2kg袋などの扱いやすい単位で袋詰めし、元の法人へ返納します。

返納後は、社内の一般清掃、倉庫清掃、屋外設備の粗拭き、清掃用具の手入れ、従業員の家庭清掃など、事前に合意した用途で活用します。

このように、制服を「着用する衣類」から「清掃用の布」へ転換することで、廃棄ではない再活用のストーリーをつくることができます。

活動紹介として発信しやすい点もメリット

制服をオリジナルウエスにする取り組みは、社内外へ発信しやすい環境活動です。

通常、廃棄処分は外部に伝えにくいものです。しかし、制服を回収し、自社専用の清掃資材として再活用したという取り組みであれば、SDGs活動やCSR活動として紹介しやすくなります。

たとえば、社内報で「旧制服を清掃用ウエスに再活用しました」と紹介することができます。採用ページで、環境配慮や資源循環の実践例として発信することもできます。店舗や施設であれば、地域に向けて、廃棄物削減に取り組む姿勢を伝えることもできます。

もちろん、社名や写真、ロゴ、掲載範囲については事前確認が必要です。活動紹介を行う場合は、法人側が公開内容を確認・承認したうえで進めることが大切です。

検索順位や集客効果を保証するものではありませんが、関連性のある記事や取り組み紹介は、企業活動を知ってもらう一つの導線になります。

制服リサイクルで注意したいこと

制服リサイクルは、環境に良い取り組みとして見えやすい一方で、注意点もあります。

まず、すべての制服がウエスにできるわけではありません。素材、汚れ、臭い、付属品、刺繍、加工状態によっては、加工が難しい場合があります。

次に、完成したウエスは新品の清掃資材ではありません。素材や形状に由来するばらつきがあり、吸水性や油なじみ、毛羽落ち、色移りなどを事前に確認する必要があります。

また、刺繍やロゴの完全な不可読化を保証する仕様ではない場合があります。名称やロゴを完全に読めない状態にしたい場合は、除去範囲、裁断方法、追加工程、費用を事前に確認する必要があります。

最後に、残材の扱いも確認しておく必要があります。加工に使えない部分を廃棄するのか、返却するのか、別途処理するのかを事前に決めておくことで、後のトラブルを防ぎやすくなります。

よくある質問

Q. 社名入り制服や作業服でもリサイクルできますか?

社名やロゴ入り制服は、一般の中古衣類として流通させることが難しい場合があります。ただし、一般販売を行わず、元の法人へ返納する専用オリジナルウエスとして加工できる可能性があります。刺繍やロゴの取扱いは事前確認が必要です。

Q. 作業服や店舗ユニフォームも対象になりますか?

対象になる可能性があります。製造業の作業服、物流会社のスタッフウェア、店舗のエプロン、飲食店のユニフォーム、ホテルや施設の制服など、素材や状態を確認したうえで加工可否を判断します。

Q. ポリエステル素材の制服もウエスにできますか?

ポリエステルを多く含む制服でも、用途を限定すれば清掃用ウエスとして活用できる場合があります。ただし、綿製ウエスと同等の吸水性や油なじみを前提とせず、乾拭き、ホコリ取り、粗拭きなどから適性を確認することをおすすめします。

Q. 刺繍やロゴは完全に消せますか?

完全な除去や不可読化を保証するには、加工方法や費用を個別に確認する必要があります。刺繍を含めて裁断するのか、除去するのか、判読不能化を重視するのかは、ご発注前に管理水準を確認します。

Q. 原料制服100kgから完成品100kgが作れますか?

必ずしも同じ重量にはなりません。刺繍部、付属品、加工不適部分、汚れや破損のある箇所を除外するため、歩留まりが発生します。完成品数量は、現物確認後に調整する必要があります。

Q. 従業員に配布することはできますか?

可能な場合があります。たとえば2kg袋などの単位で袋詰めし、希望する従業員へ家庭清掃用として配布する方法があります。ただし、法人名やロゴの取扱い、配布範囲、使用目的は事前に確認しておくことが重要です。

まとめ|法人名入り制服は、専用オリジナルウエスとして再活用できる可能性がある

法人名やロゴ入り制服、作業服、ユニフォームは、一般的な古着とは異なり、回収・再利用のハードルが高い品目です。

社名やロゴが入っているため一般流通させにくく、素材によっては通常のウエス原料としても扱いにくい場合があります。業種によっては、衛生面、安全面、ブランド管理、情報管理の確認も欠かせません。

一方で、こうした制服をすべて廃棄するだけでは、資源としての価値を十分に活かせない可能性があります。

そこで、回収した制服を一般販売せず、用途を限定したオリジナルリサイクルウエスとして加工し、元の法人へ返納する方法があります。

この方法であれば、法人名入り制服の流通リスクを抑えながら、社内清掃や従業員配布など、身近な用途で再活用できます。

制服の更新や在庫整理を、単なる廃棄ではなく、SDGs・CSR活動として見える形に変えること。

それが、制服リサイクルにおけるオリジナルウエス化の大きな価値です。

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イシハラサクセスでは、法人名入り制服やロゴ入りユニフォーム、作業服の回収・再活用について、素材や数量、使用目的に応じたご相談を承ります。

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一般販売せず、用途を限定した専用オリジナルウエスとして加工し、元の法人様へ返納する方法をご提案できます。

このような場合は、まずは制服の素材・数量・状態・使用目的をご相談ください。

参考文献

[※1]環境省「排出事業者責任の徹底について」
[※2]環境省「サステナブルファッション」
[※3]環境省「衣類・ファッションの資源循環」
[※4]消費者庁「エシカル消費とは」
[※5]日本化学繊維協会「化学繊維の種類」
[※6]環境省「感染性廃棄物関連」
[※7]国連広報センター「持続可能な開発目標」
[※8]環境省「サステナブルファッションとは」
[※9]有限会社イシハラサクセス「古着リサイクル事業」

※PR動画ではAI生成を活用しています。取扱い商品においてはリサイクルウエスのため個体差がありイメージと異なる場合がございます。

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会社情報

会社名:有限会社イシハラサクセス
事業内容:リサイクルウエス事業・古着リサイクル事業
本社:〒676-0014 
兵庫県高砂市荒井町日之出町7-5
TEL: 079-443-8118  FAX: 079-443-0440
三木センター:〒673-0442
三木市別所町興治342-1
TEL: 0794-88-8727  FAX: 0794-88-8773

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